ベトナムに渡航歴があり、関西空港を使って帰国した愛知県春日井市に住む20代の女性が2月22日、はしかに感染していることが判明しました。

女性は発熱や発疹、せきなどの症状が出ていて入院しました。 さらに、同じ便で帰国した名古屋市に住む20代の知人の女性も、はしかに感染していることが3月1日に確認されました。

では、「はしか」とは一体どんな病気なのか。日本国内においてはWHOが2015年に「排除状態」と認定しました。海外から持ち込まれる病で国内での流行が長年なく、「はしか」はもう日本に存在していないと。

症状は最初は発熱、咳などの症状が出て、次に口の中に白い斑点ができる、熱がぶり返して高熱になり、最終的に全身に発疹が広がっていくということなんです。風邪との見分けポイントは、口の中に白い斑点ができるかどうかというところかもしれません。