3日、山口県議会の代表質問が行われました。

村岡知事は「県の総力を挙げて防災・減災対策の充実・強化に全力で取り組む」と意欲を示しました。



自民党の畑原勇太議員の質問に答えました。

村岡嗣政 知事
「大規模災害への危機意識をいっそう強め、市町や関係機関と緊密に連携し、県の総力を挙げて防災・減災対策の充実・強化に全力で取り組んでまいります」

新年度の予算編成にあたり、村岡知事は防災・減災対策の強化を掲げていて、県・防災危機管理課の当初予算案における経費は今年度から大幅に増加しています。

村岡知事は災害時の通信環境確保のため衛星インターネット機器の導入や、孤立集落の発生を想定したドローンによる物資の輸送体制の構築などに取り組む考えを示しました。

併せて、簡易トイレ・ベッドなどを確保して避難所の環境改善に取り組むとともに、市や町を越えた広域避難所の円滑な運営に向け、情報管理を一元的に行うシステムを改修すると答えました。

また、繁吉健志教育長は、県教委が公費で調達し貸していた県立高校などで使われる1人1台端末について、2026年度から費用の一部を支援した上で保護者が購入する形とする方針を示しました。