先月28日に民事再生法の適用を申請した愛媛県四国中央市の丸住製紙は3日、債権者説明会を開き、スポンサー探しを進めていることなどを報告しました。
四国中央市の「しこちゅ~ホール」で開かれた債権者説明会には、およそ500人が出席し、受け付けには長蛇の列ができました。
(債権者)
「景気が悪いとは聞いてましたけど、まさかね。ちょっと急でショックでした」
出席者によりますと、債権者説明会には、丸住製紙の星川社長ら幹部が顔を揃え、赤字が続く新聞、出版印刷用紙の事業から撤退し、パルプ事業や売電事業を継続する方針が示されたほか、スポンサー探しを進めていることなどが報告されたということです。
(債権者)
「(債権者の)皆さんおとなしいなと思って、皆さん言いませんもん、意見を。だからこんなんで良いかなと思いつつ」
「そんなんあり得ませんは。いきなり28日にFAXで来たんで、先週の金曜日にで、3日ですよ」
「私はふざけんなって思いましたね。ただどう説明したら分からんので、ただわめき散らしても、そんなんあきませんからこういう場で」
説明会では先月27日以前の債務については、保全処分により原則として支払えないことが説明された一方、会社側は、今後も取り引きの継続を求めたということです。
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