鹿児島ではじめて、日本最高峰の社会人ラグビー「リーグワン」の公式戦があり、鹿児島で長年合宿を行っている東芝ブレイブルーパス東京と、クボタスピアーズ船橋・東京ベイが対戦しました。
リーグワンの1部、ディビジョン1の公式戦。対戦カードは、昨シーズン優勝のBL東京と、その前のシーズンを制したS東京ベイです。両チームに在籍する日本代表経験者はあわせて19人、そのプレーを見ようと6000人を超える観客が集まりました。
試合は前半14分、ゴールライン手前のラインアウトから、飛び込んだモウンガ。昨シーズンMVPのトライでBL東京が先制します。さらにBL東京は29分にもパスを繋いで、原田がトライを奪います。
対するS東京ベイも前半終了間際の39分には初トライを挙げるなどして食らいつき、12対10で試合を折り返します。
後半も一進一退の攻防に。BL東京6点リードで迎えた24分。S東京ベイはキックで相手を抜くと、南アフリカ代表のマークスがトライ。その後のコンバージョンキックも決め、初めてS東京ベイがリードを奪います。
逆転したいBL東京は迎えた30分。ゴールライン近くでのスクラムから、小川がスペースにボールを託すと、最後はナイカブラがトライ。逆転に成功すると、そのまま守り切り、BL東京が31対27で激闘を制しました。
(東芝ブレイブルーパス東京 リーチマイケルキャプテン)「毎年、鹿児島で試合できるようにしたい。良い試合するとみてる人も楽しいし、ラグビーやりたいと思う人が一人でも増えるといいなと思う」