今春の新潟市の路線バスダイヤ改正で例えば、万代シテイ発の大形線で折り返し地点をこれまでの豊栄駅より片道で9.3km手前の一日市にするなど、大形線や松浜線などで運行距離が短縮されます。

【新潟大学経済学部 長谷川雪子准教授】
「ほかの路線を上手く使って目的地にたどり着けるのか…」

【新潟交通乗合部 渡辺健部長】
「並走している鉄道がありますので、その最寄り駅まで出てもらえれば、中心地には移動できることが想定されています」

一方で、昨春から運行している新潟駅の南北の市街地を結ぶ長潟線と萬代橋ラインは増便されます。
また、15日に開業するJR上所駅周辺ではバス利用客が大幅に減少することが見込まれるとして、水島町線と上所線は減便となります。

「今の運転士の充足率が改善されない、またはさらに悪化することが想定されれば、ダイヤ改正時期である11月や3月以外での改正に踏み切らざるを得ない…」

深刻な運転士不足の中でギリギリの調整が行われた新潟市路線バスの新ダイヤは、30日から適用されます。