新潟交通が3日、運行する新潟市の路線バスについて、『春のダイヤ改正』で運行本数は維持しつつも、運行距離を短縮するなどの方針を関係者に示しました。

これは、新潟市や利用者のほか外部有識者らも出席する協議会で、新潟交通が説明したもので、3月末からの新ダイヤでは、平日や土日祝日と合わせ運行本数は維持する一方で、バスが通るルートを短縮する路線が出てくるということです。

その背景にあるのは、バスの運転士不足です。

【新潟交通乗合バス部 渡辺健部長】
「運転士不足が、なかなか改善できていない状況…」

2024年度のバス運転士の退職者が23人である一方で、採用は13人。
円滑なバス運行のために必要とされる運転士の数に、13人不足している状況です。

「郊外の距離を短縮するかたちで、何とかネットワークの本数は維持させて…」