リコール成立による解散に伴う宮崎県川南町議会議員選挙は、2日、投票が行われ、前職7人と新人6人が当選し、半数近くの議員が入れ替わる結果となりました。

2日、投票が行われた川南町議会議員選挙には前職10人、元職2人、新人7人の合わせて19人が立候補。
開票の結果、前職7人と新人6人が当選し、半数近くの議員が入れ替わりました。

川南町議会は、新しい中学校の建設計画をきっかけにした議員同士の対立を背景に副町長の人事案など複数の議案が否決や不同意になったことを受け、町民グループがリコールを本請求。

住民投票で議会解散の賛成票が過半数となり、解散していました。

(出直し町議選で当選 河野浩一前議長)
「真摯に受け止めて、今後また進めていくべきじゃないかと思う」

投票率は63.48%と、前回を0.79ポイント下回りました。

また、町選挙管理委員会は、今回の町議選で有権者1人に投票用紙を2枚交付するミスがあった可能性があると発表しました。

ただ、選挙結果には影響が及ばないと判断し、有効票としたということです。