イスラエルは、パレスチナ自治区ガザでの停戦を来月下旬まで延長するというアメリカからの提案を受け入れると発表しました。一方、イスラム組織ハマスは、恒久的な停戦などに向けた停戦合意の新たな段階に移行すべきだと主張し、これを拒否しています。
イスラエルの首相府は2日に声明を出し、アメリカのトランプ政権で中東特使を担当するウィットコフ氏の新たな提案を受け入れると発表しました。
この提案では、ガザで1日に始まったイスラム教の断食月ラマダンから来月下旬のユダヤ教の祝祭期間が終わるまで停戦を維持するとしています。そのうえで、ハマスが今も拘束している人質の半数を直ちに解放し、その後、恒久的な停戦に双方が合意すれば、残る人質全員を解放する内容だということです。
これに対してハマスは、“恒久的な停戦やイスラエル軍のガザからの撤退を含む当初の停戦合意の第2段階へと速やかに移行すべきだ”との声明を発表し、この提案には否定的な立場を示しています。
イスラエルは、ハマスが新たな提案を拒否していることを理由にガザへの支援物資の搬入を停止するとしたうえで戦闘の再開も示唆していて、予断を許さない状況が続いています。
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