岩手県大船渡市の山林火災は発生から5日目の2日も延焼が続いています。

2月26日に大船渡市赤崎町で発生した山林火災の現場では2日、自衛隊などのヘリ13機による空中からの放水と、全国の緊急消防援助隊など1900人規模での地上からの消火活動が行われました。

ただ、乾燥や風の影響で北西部と赤崎町内の山林の一部で延焼が拡大していて、鎮圧のめどは立っていません。気象庁によりますと、沿岸の南部は3月5日から6日にかけてまとまった雪や雨が降る予報で、早期の鎮圧に向けて延焼の拡大を抑える十分な降水が待たれます。