熊本都市圏の自治体が住民の結婚を支援するために開設した施設が、初めてのイベントを開きました。
熊本市周辺の13の市町村は今年(2025年)1月、婚活支援のため、くまもと出会いサポートセンター「Kumarry(クマリー)」を熊本市中央区中央街に共同で開設しました。
「クマリー」は、「熊本」と、英語で結婚を意味する「マリー」を合わせた造語です。
熊本市がおととし(2023年)行った市民アンケートでは、結婚を希望する604人のうち、半数近くの人が「出会いがない」と回答していることが開設の背景にあり、クマリーでは人工知能(AI)を使ったマッチングシステムを活用しています。
そうした中、きょう(3月2日)行われた初めてのイベントには、400人を超える申し込みの中から、抽選で選ばれた20代から30代の男女、合わせて200人が参加しました。
参加者たちは、グループで謎解きに挑戦したり、縁日コーナーで模擬デートをしたりするなど、交流を楽しんでいました。
クマリーを開設したのは、熊本市▽宇土市▽宇城市▽合志市▽美里町▽高森町▽西原村▽南阿蘇村▽御船町▽嘉島町▽益城町▽甲佐町▽山都町ーーの13の市町村で、この自治体に住んでいる人は、通常は2年間で1万円かかる入会登録料について、最初の1年間は無料にするキャンペーンを今月(3月)31日まで行っています。
また、その他の自治体に住む人は、2年間で2万円の入会登録料がかかりますが、キャンペーン期間中に申し込むと、最初の1年間は5000円になります。
クマリーでは今後、セミナーやイベントの開催も計画しているということです。
注目の記事
【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】

【年賀状異変】発行数減なのに"じまい"グッズが品薄 逆手に取った「年賀状つなぎ」の逆襲・新ムーブメント

落ち葉で電車が登れない?“空転”で急勾配登れず最大20分の遅れ 紅葉シーズンの難敵「黒い被膜」 富山地方鉄道立山線で珍事

「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに・・・妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】









