アメリカが国際的な人道援助を削減する方針を示していることについて、国連のグテーレス事務総長は「世界の安全を損なう」などと懸念を表明しました。

グテーレス国連事務総長
「援助の削減を実行すれば、世界は不健全になり、安全も繁栄も失われるだろう」

国連のグテーレス事務総長は2月28日、声明を発表し、アメリカのトランプ政権が国際的な人道援助を削減する方針を示していることに懸念を示しました。

グテーレス氏は「我々はアメリカが数十年にわたって主導的な役割を果たしてきたことにとても感謝している」としたうえで、人道援助が削減されれば、「世界中の立場の弱い人たちが特に壊滅的な影響を受ける」と訴えました。

そのうえで、「アメリカの利益を損なうことにもなる」などとして、「より慎重な検討のもとでの方針撤回を願うばかりだ」と強調しました。