2024年に生産されたコメの食味ランキングが28日発表され、岩手県産米の「銀河のしずく」が7年連続で最高評価の「特A」を獲得しました。

米の食味ランキングは、日本穀物検定協会が味や香り、粘りなどを審査して5段階で評価しています。今回は全国から143銘柄が出品され、食味試験が行われました。この結果、最高評価の「特A」に選ばれたのは前の年より4つ少ない39銘柄で、この中で岩手県産は盛岡市、花巻市、北上市などで収穫された県中地区の「銀河のしずく」が7年連続で「特A」を獲得しました。
他に県中の「あきたこまち」は前年よりランクが上がり「A」に、県中と県南の「ひとめぼれ」は前年と同じく「A」評価でした。
県農産園芸課は「去年は春の水不足、夏の高温、8月以降の雨と厳しい中で、結果は県内農家の高い技術による努力のたまもの」と今回の評価を歓迎しました。