中島健人さん、miletさん、桐谷健太さん、眞島秀和さん、風吹ジュンさんが、映画「知らないカノジョ」初日舞台挨拶に登壇しました。

映画「知らないカノジョ」初日舞台挨拶



大学時代に一目ぼれして結婚した人気作家の神林リク(中島健人)と、歌手を夢見ていたミナミ(milet)の生活は、今ではすれ違ってばかり。二人が大げんかした翌朝、リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、打ち合わせに行った出版社では相手と話が全くかみ合わないことに彼は戸惑う。いつの間にかリクは文芸誌の編集部員になっていて、ミナミは天才シンガー・ソングライターの前園ミナミとして活躍していたというラブファンタジー映画です。

中島健人さん



中島さんは“僕の映画史上、一番泣けて、そして一番泣いた作品です”と挨拶。 あらためて、公開の感想を聞かれると“本当に自分の映画人生にとってもターニングポイントを迎える時点で撮れた作品であり、それを1年の月日を経て、こんなに多くの人に届けられていることに感謝しています”と語りました。

桐谷健太さん



また劇中で親友を演じる中島さんと桐谷さん。中島さんは“プライベートから親交があるので、地続きで演じた部分もあるんですが、キリケンさんが僕の心をほぐしてくれた”と感謝。桐谷さんは“最近、(中島さんが)キリケンさんって言ってくださるから、(周りが)キリケンさんって言ってくれることも増えました”と中島さんに応えると、中島さんは“ケンティー的な立ち位置じゃないんですね”と自身とのキャラ違いに笑顔を見せました。

miletさん



そしてこの日、その感謝の気持ちとして中島さんからサプライズで、それぞれの共演者一人ずつをイメージした花束を用意し、プレゼントしました。

中島健人さん miletさん


共通する花については「カスミソウ。花言葉は感謝です。青いバラ。これは、祝福、奇跡という意味です」と説明し、ヒロインのmiletさんには併せて“ラナンキュラスのピンクです。飾らない美しさという意味が込められています”と説明し手渡すとmiletさんは“枯れても飾り続けます”と喜びました。

風吹ジュンさん


風吹さんには“トルコキキョウの白を添えさせていただきます。永遠の愛、思いやりです。撮影が終わってからも体調を気遣ってくださる方なので”と理由を述べ、風吹さんは“生きていて、こんないいことがあるんだ!中島健人さんからお花をいただくなんて”と大感激していました。

眞島秀和さん



眞島さんには、誠実を意味する黄色のチューリップを贈り“中学の頃に出演したドラマで共演し、その時からスマートでかっこ良くて誠実な姿が何年もたっても変わっていないので”と、思いを伝えていました。

左から 桐谷健太さん 中島健人さん



桐谷さんへは“赤いガーベラです。花言葉は限りなき挑戦です”と説明。“赤いガーベラ好きやねん”という桐谷さんは“公開初日に主演の方からお花をもらうのは初めてなので、うれしいです”と喜び、あらためて“健人、公開おめでとう”と、互いに感謝しながら飾る場所について“玄関?場所は大事…確実に飾ります”と大喜びしていました。

さらにサプライズで、スケジュールの都合で出席できなかった三木監督から中島さんへ花束と、劇中でのキーアイテムとなるノートにつづられた監督からのメッセージが届けられ、風吹さんが代読。「更なる高みを目指し続ける中島健人は天性のエンターテイナーだと思います」と絶賛し、「つづったページの先のどこかでまた一緒に創る物語があることを願っています」と、再タッグへの想いが語られていました。

中島健人さん


尊敬する三木監督からのメッセージに感極まった様子の中島さんに、桐谷さんからハンカチが差し出されると、中島は“フライングハンカチ?初めて見た!”と言いつつ、軽く目頭を押さえ“まだ泣くの早いからさ!ここでは泣けないっすよ”と笑顔を見せ、ケンティー節で躱していました。

【担当:芸能情報ステーション】