岩手県大船渡市で25日に発生した大規模な山林火災。
火災発生から3日目でも鎮火には至らず、今も懸命な消火活動が続いています。

消防庁長官からの出動要請を受け、新潟県内の消防隊員も『緊急消防援助隊』として48の隊・191人が派遣され、現地で消火活動にあたっています。

新潟市消防局は、岩手県大船渡市の三陸町綾里付近で活動しています。
暗闇の中で住宅街を進み、山を覆うオレンジ色の炎と対峙しました。

27日から現地入りして空中から散水を繰り返した新潟県の消防防災ヘリは、28日夕方に新潟空港へ帰投。

【新潟県消防防災航空隊 石添義則隊長】
「今まさに燃えているという所にも我々は活動したんですけど、広範囲に広がって乾燥もしていて、火の手が収まらない…」

今回の山火事ではこれまでにおよそ1200haが焼失。
平成以降の林野火災で国内最大規模となっています。