生きがいや健康づくりを目的に60歳以上の生徒が通う「かりゆし長寿大学校」の卒業式が2月27日に開かれ、齢を重ねた卒業生たちが新たな人生をスタートさせました。

「かりゆし長寿大学校」は60歳以上の生徒が文化活動などに触れ地域と交流する場で、学ぶ意欲にあふれた高齢者が全県から通学しています。

那覇市で行われた卒業式には、平均年齢73.1歳の卒業生146人が出席し、卒業証書が手渡されました。
▼卒業生
「私にとっては人生の宝物1ページです」
「(一番の思い出は)全部!お友達ができた!」
卒業生の最高齢は95歳の新垣智恵子さんで、書道などの講座に1年間、皆出席したということです。

▼最高齢95歳・新垣智恵子さん
「幸せいっぱいで、言葉で表現できないほど嬉しいですね」
第2の青春を謳歌した生徒たち。今後は、地域の活動に参加したり新たにできた仲間とともに旅行や趣味を楽しんだりしたいと語りました。