2月22日・23日に富山県入善町で開催された入善ラーメンまつりで起きた「蒸しガキ」による集団食中毒で、症状を訴えている人が111人にのぼっていることがわかりました。

2月22日と23日に入善ラーメンまつりで提供された「蒸しガキ」によるノロウイルスの集団食中毒で、症状を訴えている人が28日午後4時時点で111人にのぼっていることが富山県への取材でわかりました。入院した人や重症患者はいないということです。
県によりますと、2日間で約2000個の蒸しガキが提供されていて、県内の保健所などに下痢や腹痛、おう吐などの食中毒の症状を訴える人などから、相談が寄せられているということです。
24~48時間程度とされる潜伏期間は過ぎていますが、県は症状がなくてもノロウイルスに感染している場合があるとして、感染を拡げないためにニ度洗いなど手洗いの徹底や、体調の変化に注意するよう呼びかけています。