トランプ関税の影響が懸念され、日経平均株価は1100円以上と急落しています。東証から中継です。

トランプ大統領の関税強化に関する発言で市場の警戒感が一気に高まり、平均株価は去年9月以来、およそ5か月ぶりの安値水準となりました。

一時、1200円近く下げたきょうの日経平均株価。午前は3万7182円と、きのうから大幅に値を下げて取引を終えています。

トランプ大統領が来月4日から、▼カナダとメキシコへの追加関税を予定通り発動し、▼さらに、中国に対し10%の関税を上乗せすると表明したことで、関税の影響を受けやすい電気機器や自動車などの輸出関連株を中心に売り注文が先行しています。

今後の関税政策によっては経済の減速などにつながる可能性もあり、当面の間は先行きが不透明な状況です。