美術館を訪れる人に役立ててもらおうと、岡山県笠岡市内でボランティア活動を行う高校生のグループが車いすを贈りました。

笠岡市立竹喬美術館に贈られた車いすです。市内4つの高校の生徒が所属するボランティアグループ「笠岡市高等学校VYS連絡協議会」が空き缶などの資源を回収した収益で購入しました。美術館には2台の車いすがありますが、老朽化しているため新しいものを使ってもらおうと贈られたもので、グループではこれまでに、図書館や病院にも車いすを寄贈しています。
(笠岡高校2年 佐藤心哉さん)
「(車いすを使って)体の不自由な方などさまざまな人に竹喬美術館を楽しんでいただきたいと思います」
高校生たちは今後、笠岡市以外の学校とも連携をして、さまざまなボランティア活動に取り組みたいとしています。