立憲民主党が一時凍結を求めている高額療養費の自己負担額引き上げをめぐり、重徳政調会長は、政府・与党が新年度予算案で見直す修正を行わない場合、予算案の採決に応じないことを示唆しました。

自民・公明と立憲民主党は今週、新年度予算案について断続的に修正協議を行っています。

協議の中で最大の焦点になっている高額療養費の自己負担引き上げをめぐり、立憲の重徳政調会長は27日、与党側が引き上げを見直さない場合は予算案の採決に応じないことも「視野に入れている」とけん制しました。

予算の年度内成立を目指す与党側は、来月3日に衆議院で委員会採決を行うことを提案していますが、野党側が受け入れておらず、見通しはたっていません。