今週の長野県内のガソリン1リットル当たりの価格は、レギュラーが前の週より0.3円下がって191.4円となりましたが、全国2番目の高値が続いています。

資源エネルギー庁によりますと、25日時点の県内のガソリン価格は、レギュラーが191.4円でした。

前の週より0.3円下がって、4週連続の値下がりとなりましたが、高知県に次ぐ全国2番目の高い水準です。

近隣では、愛知県が178円ちょうどで、前の週から1.3円上昇。

全国最大の上げ幅ですが、価格としては全国で最も安く、長野県との差は13.4円となっています。

190円台を付けたのは、長野を含む5つの県だけでした。

県内のハイオクは0.2円下がって202.7円、軽油は0.4円下げ172.4円でした。

石油情報センターによりますと、今後も小幅な値動きが続く見通しです。

県内のガソリン価格をめぐっては、県石油商業組合が価格を事前に調整していたカルテルの疑いがあり、県は28日に、組合から県内全域を対象にした実態調査の結果について公開で報告を受けることになっています。