経営体制の見直しが急務となっているフジテレビと親会社がこのあと取締役会を開き、信頼回復にむけた取り組みなどを議論します。

フジテレビと親会社は中居氏と女性のトラブルと、その後の対応を発端にCMの見合わせが続き、日枝相談役の強い影響をうける経営体制を見直すよう大株主に迫られるなか、午後、定例の取締役会を開きます。

フジ・メディアHD 齋藤清人 社外取締役
「新しい一歩を踏み出し始めたなと思えるような、現場に活力が少しでも湧くような方向性が出る取締役会になるとよろしいと思います」

焦点の経営体制について、清水社長はけさ、外部人材の登用を進めたいとした上で次のように述べました。

フジテレビ 清水賢治 社長
「取締役会の平均年齢を下げていく必要があると思っています。フジテレビの方の取締役会もそれなりに平均年齢が高いですから」

さらに、40代以下の中堅・若手社員で構成される「再生チーム」から改善策が上がっていることを明らかにし、内容を近く発表する考えを示しました。