3月1日から始まる「春の全国火災予防運動」を前に2月26日、静岡県熱海市の仲見世商店街で訓練が行われました。

訓練は、熱海市消防本部が市民や観光客の安全を確保し、防火への意識を高めようと実施しました。

飲食店など木造の建物が密集する商店街から出火した想定で、店の人たちなどが初期消火とともに観光客を誘導し、消防への通報を行いました。その後、消防隊が消火訓練を行い、観光客は緊張感ある訓練を見守りました。

<熱海市消防本部 轡田敏秀消防長>
「日常生活の中で火の元の確認、そういったものを徹底していただいて、1件でも火災を減らす取り組みをしたいと考えています」

<仲見世通り商店街 赤尾光一副会長>
「これだけお客さんが来ていますので、いかに安全に誘導できるかという、従業員みんなの意識づけが、今回を通じて出来たのではと思います」