■どのようにして強豪校へ?

県内で水球部がある高校は山形工業高校だけですが、どのようにして強豪校になったのでしょうか?

近野洋平 監督(インターハイ準優勝経験)「寒い山形ですけど年間を通して冬でも水球ができるプールがあること。小学生から社会人まで水球をするチームがあるということ。平日、土日に卒業したOBやOGの先輩方が来て相手をしてもらっているということで、常に水球を強化できる、練習することができる環境があることが全国で戦えるチームになっているのかなと」

水球は縦30メートル、横20メートル、水深2メートル以上のプールをコートに、ゴールキーパーを含め1チーム7人で対戦。1ピリオド8分を4ピリオド戦います。

庄司裕飛キャプテン(2年)「水中で行うハンドボールのようなスポーツで、激しいつかみ合いとかするので、水中の格闘技とも呼ばれるスポーツでとても激しいです」

部員の半分ほどは高校から水球を始めていますが、日々の練習で身体は鍛え込まれています。

庄司裕飛キャプテン(2年)「週に6日と朝練があって、自分たちはスピードの速い攻撃をしたいので、スイム練習をしっかり行っています」

大泉蒼生 選手(2年)「最初の方はもうアップをついていくだけできつかったんですけど、ちゃんと努力してどんどんついていけるようになって、今ではちゃんと最後まで一緒にできるようになりました」