巧妙化し続ける特殊詐欺事件。石川県内での被害総額は2024年の1年間だけで3億円以上に上ります。

そんな中、3回にもわたって特殊詐欺を未然に防いだコンビニエンスストアが野々市市内にあります。ポイントは、「客とのコミュニケーション」です。

「どうもありがとうございます」

26日、警察から感謝状を贈られたのは、セブン-イレブン野々市新庄2丁目店のオーナー・村田陽平さんと従業員の宮腰脩平さんです。

6日、70代の男性が来店したときです。高額のプリペイドード式電子マネーを購入しようとしたことに違和感を感じたそうです。

宮腰脩平さん「40万円という高額なものを買われるにしては、レジの操作がおぼつかなく、買い慣れていないような印象を受けたのが怪しいなと思い、オーナーに相談しました」