年間約45万トンにのぼる着ていない衣類の廃棄
一方で根強い“古着人気”

環境省の調査では、着ていない衣類の68%が「可燃ごみ」や「不燃ごみ」として廃棄されていて、その量は、年間約45万トンにのぼります。一方で、古着の人気は根強く、近年はリユース商品の需要が高まっています。

こうしたことを背景に、学生たちは衣類の廃棄削減と気軽にファッションを楽しめる店舗の開店にこぎつけました。こだわるのは品揃えと価格です。服の回収イベントを通じて入手した衣類は重さにして400kg以上。これらを破格の値段で提供しています。

古着の森 長南怜士 副代表
「さまざまな年代層と、さまざまな事情を抱えた方、全てのお客さまにファッションを楽しんでいただいて、楽しくファッションのついでに環境問題の解決の一歩につながるよと。2つ良い面があると思うのでオープンセールで550円という価格で販売させていただいています」

「古着の森」では2月いっぱい子ども服を330円で、そのほかは550円で販売し、売上は、福祉活動の一部に充てる予定です。