サッカー元ブラジル代表で日本代表監督を務めたジーコさん監修のサッカー教室が開校しました。初日はジーコさん本人も登場し「神様」と称されたレジェンドの直接指導に子どもたちも大興奮でした。

大勢の人が見守る中、9日射水市のフットボールセンターを訪れたのはサッカー界のレジェンド、ジーコさんです。


ジーコさんは、Jリーグ発足時、鹿島アントラーズの選手としてプレーし、多くのサッカーファンを魅了。

2002年から4年間、サッカー日本代表の監督を務めるなど、日本サッカー界に長年貢献してきました。


そんなジーコさんが監修するサッカー教室『ジーコ10・サッカースクール』が日本で初めて富山県射水市で開催されました。


9日は無料体験会とあって4歳から17歳までおよそ100人が、年齢別のグループに分かれドリブルやヘディング、シュートの練習を行い汗を流しました。


もちろんジーコさんも直接シュートの指導に入ります。

ジーコさん:
「ナイス~」



実は、今年2月に股関節の手術を行ったばかり…それにもにもかかわらず、子どもたちに次々と軽快なパスを出し元気な姿を見せます

さらに、途中からキーパーに入ると…。

ジーコさん:
「あ~(ゴール)」お茶目な一面も。

子どもたちと1時間半みっちりと指導を行い体験会は無事終了しました。

女の子:
「楽しかったです」「(ジーコさんは)やさしくボールを出してくれたり、あと、シュート入れたときに『ナイス!』って声をかけてくれてやさしかった」

男の子:
「ボールは運ぶときにもっと自分の体の近いところで運んだらドリブルやりやすいと教えてもらった」
「どんどんやったらもっとうまくなるなと思いました」

記者:
「きょうたくさん失点しましたけどご自身のキーパーの評価は」

ジーコさん:
「0点だ。(笑)だけど現役時代たくさん点を取ったからまだプラスだから大丈夫」『プロサッカーの競争』ではなく『人間を育てる』という目的があって、スポーツを通じての人間教育をしていきたい」

この『ジーコ10・サッカースクール』は、来月から年代別に4クラスを設け本格的に開催します。