◆本多被告は「無罪」を主張していた

無罪を主張する本多被告(画:小田啓典)

これまでの裁判で本多被告は、「脅迫行為はしていません」などと起訴内容を否認。

弁護側は「被害者らは被告と親密な関係で、抵抗できない状態ではなかった」などと無罪を主張していました。

◆裁判長、異例の問いかけ

25日の判決公判。今泉裕登裁判長は、判決言い渡しの前、本多被告に「述べておくことはありますか」と異例の問いかけを行いました。

これに対し本多被告は「抗拒不能とか畏怖させていたとかは一切ないし、訴えられる覚えはないです」と答えていました。

◆裁判への関心高く

福岡地裁は懲役30年の判決を言い渡した

この日、法廷に48席ある傍聴席は満席となり、傍聴できなかった人も多くいました。