「ネットリテラシーはネットじゃないと学べない」オーストラリア“SNS禁止法”に

小笠原キャスター:
「関東スマホサミット」では、オーストラリアのSNS禁止法についても話し合われました。

16歳未満のSNS利用を禁止する法案は2024年11月に議会で可決され、1年間の猶予期間を経て施行されます。違反した場合は、子ども・保護者には罰則はなく、SNS事業者に対し約50億円の罰金が課されます。

この“SNS禁止法”に対し、中高生からはさまざまな意見があがりました。

▼賛成の意見
・子どものうちはゲームより勉強が大事
・使用しないことを先に習慣づけておけば勉強スタイルが崩れにくい

▼反対の意見
・別の人の端末を使ってSNSに触れてしまうのでは
・ネットリテラシーはネットじゃないとやっぱり学べない

山内キャスター:
別の人の端末を使ってSNSに触れてしまうということはあると思います。私も家に家族兼用のタブレットがあるので、子どもたちはそれを自由に使えるようになっています。

ホランキャスター:
キャリアという点でも必ずデジタルを使いますし、デジタルを切り離しては活躍できない時代になっていると思います。そことどう向き合あっていくのかを、子どものときから考えておくことは、何か必要な気づきがあるかもしれません。

山内キャスター:
これからの進学に伴って、3月からスマートフォンを持たせようか悩まれてるご家庭はすごく多いと思います。最初のうちに色々と家族で話しておくことは大事だと思います。

小笠原キャスター:
親同士が集まると、やはり子どものスマホの話になります。スマホに熱中しすぎて、朝起きられなかったりする子どももいるそうなので、事前の話し合いは重要だと思います。