気象庁は、警報級の現象が5日先までに予想されているときに発表される「早期注意情報」について、26日(水)までの間に北海道宗谷・北海道上川・秋田・新潟・富山・石川・福井・鳥取・島根・広島県で「警報級の大雪」となる可能性があると発表しています。
《画像》全国の週間予報と大雪シミュレーション
また気象庁は、東北と北陸、近畿、四国、そして山口県を含む九州北部地方に大雪に関する気象情報を以下の通り発表し、注意・警戒を呼びかけています。

■東北地方(気象庁 23日午前5時5分発表)
東北日本海側北部では、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、大雪となる所があるでしょう。24日明け方にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。
【気象概況】
日本付近は冬型の気圧配置となっています。また、東北地方の上空約5000メートルには、氷点下36度以下の強い寒気が流れ込んでいます。24日にかけて、冬型の気圧配置が続き、気圧の谷の影響を受けるでしょう。
このため、東北日本海側北部では、大雪となる所がある見込みです。予想よりも気温が低く経過し、発達した雪雲が同じ場所にかかり続けた場合は、警報級の大雪となる可能性があります。
【雪の予想】
23日午前6時から24日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
・東北日本海側 山沿い…50センチ
・東北日本海側 平地…40センチ
【防災事項】
東北日本海側北部では、24日明け方にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。