オリオールズの菅野智之(35)が日本時間22日、キャンプイン後初のライブBP(実戦形式の練習)で登板した。

マイナー選手の打者3人と8打席対戦。チームの正捕手A.ラッチマン(27)と初めてバッテリーを組み、26球を投げて2奪三振、被安打4。バックネット裏ではハイド監督や球団スタッフが見守っていた。

「ある程度思ったところに投げれたのでよかった」と振り返った菅野は、「(打者は)どんどん振ってくるというイメージがありましたが、バッターどうこうよりもアドリー(ラッチマン)と色んな組み合わせを投げていこうということだったので」と多くの収穫があったようだ。

日本とメジャーのマウンドの違いについては「全くないです。日本にいる時も外国人選手から『東京ドームのマウンドに対応できていれば、どこでも大丈夫だ』と言われていた」と話し、ボールの違いも「今の所は問題ない」と対応できているという。

実際に球を受けたラッチマンは「彼はコントロールが良く、6球種ありフォークが素晴らしい。また、いろいろな方法で相手を攻撃できる武器を持っている」と振り返り、対戦したビーバーズ外野手も「特にフォークが素晴らしかった。彼はやはりコントロールが良く際どいコースに球がくるよ」と印象を語った。