21日のニューヨーク株式市場は、景気の先行きに対する警戒感から売り注文が膨らみ、株価は700ドル以上値下がりして取引を終えました。

ニューヨーク株式市場は21日、ミシガン大学が発表した2月の消費者態度指数が前の月より大幅に悪化したことなど、景気の先行きに対する不安を示す経済指標が相次ぎ発表されたことから、売り注文が広がりました。

ダウ平均株価は一時、800ドル以上急落し、結局、前の日よりも748ドル63セント安い4万3428ドル2セントで取引を終えました。

ミシガン大学の調査では、トランプ政権による関税政策で輸入品が値上がりし、物価高が進むとの懸念が消費者に広がっているということです。