東京駅から8キロほどの距離にワケある海沿いの道路があります。道路脇に並んでいたのは、ナンバープレートがない車や破損した大量の放置車両。いったい誰がどんな理由で放置したのか。Nスタは「かつて車に乗っていた」という人物に話を聞きました。
海沿いに大量放置“車の墓場”「いい加減にして」周辺困惑

高柳光希キャスター
「東京・江東区新木場です。放置車両がずらっと並んでいて、落書きがされています」
海沿いに広がる光景は、まさに“車の墓場”。

その現場は東京・江東区。東京駅から8キロほどの場所で、物流倉庫などが並ぶ通りにありました。

そもそもこの道路は「駐車禁止」。車は道路脇に停車しているワケではなく…


高柳キャスター
「ナンバープレートがありませんし、前の軽自動車にもナンバープレートはありません。ほとんどの車にナンバープレートがついていない状況です。さらに、黒い車に関しては落書きがされています。ゴミが大量に中に押し込まれています」

目立つのは“破壊された車”や、“部品が外されたような車”です。
高柳キャスター
「タイヤが外されて傾いています」

軽乗用車にはナンバープレートはあるものの、タイヤがなぜか「鍋」に。走ることなど到底出来ません。
さらにこんな車も…

高柳キャスター
「このスポーツカーは前の部分が破損していますし、落書きもされています」
後方部分は…

高柳キャスター
「トランクが破壊されて、廃棄物のようなものが押し込められています」
この道路の利用者に話を聞いてみると…

10年以上近くで勤務
「ナンバーがない車とかが増えたのは6年~7年前ぐらいですかね」
――そこからずっと同じ車両が停まり続けている?
「ずっと停まり続けています。タイヤがなくなった車が出てくるようになってからペイントとかされるようになったかなと思います」

30年以上近くで勤務
「いい加減にしてほしいよね。危ないんですよ、車の通りが多いので」

江東区は去年の11月に放置車両を把握、不法投棄への警告看板を設置するなど対策を行っているそうですが、21日にNスタが数えただけでも放置車両は30台以上。
いったい誰が放置したのでしょうか?