その名も“殺しの天使”…内臓の細胞が破裂 1本で命を落とす恐れも
秋はキノコ採りを楽しむ人が多い季節ですが、毎年のように食中毒も発生しています。キノコ採りをする人もしない人も気を付けたい食中毒、防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。食中毒防止の啓発活動を行う「札幌キノコの会」の長谷和幸さんのキノコ採りに同行しました。
札幌近郊の林ですが、道路から数十メートル入ると白いキノコの大群生地。長谷さんが発見したのは、「ドクツルタケ」。
「“殺しの天使”というくらいの名前がついていて、これ1本で死に至る可能性が高いというキノコ」だといいます。間違って食べると、その毒で内臓の細胞が破壊されるという、恐ろしいキノコです。

「殺しの天使」の群生地には、以前は食用とされてきたものの、いまは毒キノコと紹介される「ツルタケ」や「スギヒラタケ」も。およそ9割が、名前もついていない、よくわからないキノコだという最新の研究報告もあります。

