生理のことを大切にできる優しい社会をあたりまえに

生理用品がないと、どんなに不便か。澤田さんたちの活動に対する理解が、少しずつ深まっていきます。

(参加者の男性)
「生理の話をされたとき、私は何も知らないですとか、興味がないですみたいな反応をすればいいんじゃないかと、ちょっとだけ思っていた」

「生理とか人の体の問題について、知ってはならないものとか聞いてはならないものという風に思っていた。自分のできることを未来から逆算して考えているというのが、生理革命委員会のいいところなのかな」

(参加者の男性)
「(ナプキンを開封したのは)初めて。ああいうのは使わないけど知っていてもいいよね」

(参加者の女性)
「(生理で悩む人のために)何かできることはあるかなとずっと考えてはいたんですけど、行動に移すことはできていなかったので、彼女たちがすごいなと」

(参加者の女性)
「女子だけのときにコソっと話すみたいなイメージがあるのは変えていきたいなと思います」
澤田さんが目指す社会とは…

(生理革命委員会 澤田まりあさん)
「トイレットペーパーと同じように、生理用品をというものの2つの意味での実現。実際に物としてそこにある。生理を話しやすい話題に。生理のことを大切にできる社会。その2つ目が実現できたときに、誰もが自分らしくいられる社会になると思います」
「Qじゃあこれからも続ける?」

(澤田まりあさん)
「はい!楽しみです」

生理のある人もない人も、悩みを共有し一緒に考えられる、優しい社会をつくりたい。19歳が、岡山から革命を起こそうと奮闘しています。