「人に頼るのはおかしい」との批判も それでもあきらめない

ところが一部の人からは「生理用品は自分で用意するべき。人に頼るのはおかしい」と批判されることもあったといいます。それでも、自分たちの理想を実現したいと実証実験の結果を携え、岡山県に公費で設置するよう働きかけを続けてきました。

活動をはじめて3年…。県はまだ動いてくれませんが、澤田さんたちは諦めていません。

(生理革命委員会 澤田まりあさん)
「風が吹いていないところに吹かせようとしているので、そこに体力は使っているとは思います。これから伝えていけば、いい方向に行くと思っているので」

こうした中、自治体を動かすために仲間を一人でも多く集めようと行ったのが、今回のイベントです。生理の経験がない人に向けては、生理用品に関する様々な知識を伝える時間も設けました。

(澤田まりあさん)
「(生理用ナプキンを広げて)これが羽です。ここがベタベタしていて、付くんです」
(参加者の男性)
「こっち側が接触面?」

(澤田まりあさん)
「これが接触面です、ふわふわしている」
(参加者の男性)
「こっち側が下着に付くのか」