宇部市の化学メーカーUBEグループの第3四半期の連結決算は、売上高が前の年度と比べ267億円増えて3596億円、営業利益は28億円減って95億円となり、2018年度以来6年ぶりの増収減益となりました。
食品包装用フィルムに使われるナイロンポリマーやカプロラクタムなどの販売が回復したものの、有機ELパネルなどに使われる機能品の一部が低調だったことによるものです。また経常利益は、マレーシアの合成ゴムの持株会社の解散を決議した影響で102億円減り、130億円となりました。
通期の予想は売上高900億円、営業利益160億円と見込んでいます。