衆議院予算委員会で高校授業料の無償化をめぐり、石破総理は21日、「便乗値上げがあって良いとは思わない」と訴えました。

自民党 柴山昌彦 元文科大臣
「私立高校については、授業料の補助によって、授業料の便乗値上げを招くのではないかとの懸念も様々なところから示されております」

石破総理
「便乗値上げなぞということがあって良いとは全く思っておりません」

また、石破総理は「地方には私立高校が多くあるわけではない」と指摘した上で、「教育の選択肢は確保されなければならないが、公立から私立へとシフトが起こることも当然予想しうる。無償化したことによる教育の質の向上を確認していくことが極めて重要だ」と訴えました。

さらに、無償化による▼教育予算の削減や、▼将来世代への負担の先送りがあってはならないと強調し、安定した恒久財源を確保しなければならないとの考えを示しました。