G20主要20か国の外相会合が南アフリカで開幕しました。アメリカの国務長官が欠席する異例の会合となっていて、各国が協調し、課題解決に向け、有効なメッセージを打ち出せるかどうかが焦点です。

G20の外相会合は20日、南アフリカのヨハネスブルクで開幕し、アフリカ初の議長国である南アフリカのラマポーザ大統領が演説しました。

ラマポーザ氏は「地政学的な緊張が高まるなか、紛争や気候変動などが、ただでさえ脆弱な地球の存続を脅かしている」と述べて、各国が協調することの重要性を訴えました。

ロシアからはラブロフ外相、中国からは王毅外相が出席している一方、アメリカのルビオ国務長官はG20会合が「包括性や公平性」などを議題としたことを容認できないとして欠席しました。日本からは岩屋外務大臣が出席しています。

会合は2日間の日程で、ウクライナや中東情勢のほか、気候変動や貧困などについて議論される見通しで、解決に向けた有効なメッセージを打ち出せるかどうかが焦点です。

こうしたなか、ロシア外務省は20日、ラブロフ外相が中国の王毅外相と会談したと発表しました。ウクライナ情勢やアメリカとの関係などについて、意見交換を行ったとのことです。

ウクライナでの戦闘終結に向け、18日に行われた米ロ高官協議についても情報を共有した可能性があります。

会談では、王毅氏が近くモスクワを訪問することで合意したとしています。