俳優の高橋文哉さん、西野七瀬さん、伊藤健太郎さん、伊原六花さん、斎藤工さん、瀬々敬久監督が映画『少年と犬』の完成披露試写会に登場しました。

映画『少年と犬』完成披露試写会



『ラーゲリより愛を込めて』の制作陣が再集結した本作は、大切な人に会うために岩手県釜石からさまよう一頭の犬・多聞(たもん)が、西の方角を目指して5年をかけて日本を縦断するストーリー。旅路で出会った、傷つき、悩み、戸惑う人々との交流の中で生まれた人間と犬のかけがえのない絆を描いた奇跡の物語です。

高橋文哉さん



今作は、高橋さん、西野さんが初共演でW主演。完成した映画について高橋さんは ”撮影期間の2か月の大変だったことや楽しかったことが一本の映画になって、(映画って)素敵なものだなって改めて感じました。作品を重めに感じるかもしれないけど、観終わった後に体がポカポカする”と語り、西野さんは ”当たり前のように毎日が過ぎて行って明日が来るのが当たり前だと思うけど、「一日を大事に生きていきたい」って観終わって改めて思いました。”と、作品を見た感想を語りました。

西野七瀬さん



伊藤さんは、今作の撮影は「1日のみ」だったと明かし ”文哉君とのシーンだけだったので、「すごくナイスガイがいるな」っていうのは感じました。”と、高橋さんの印象を語ると、゛大好きです。”と、公開告白。さらに、撮影後に高橋さんとプライベートで遊んだそうで、伊藤さんは ”プライベートで遊んで距離を縮めました。”と、笑顔を見せました。

伊藤健太郎さん



さらに今回のイベントには、「多聞」を演じた犬のさくらも登壇。高橋さんは ”最高のパートナーで、さくらのおかげで撮れた画がたくさんあって感謝しかない”と、さくらの演技を絶賛。西野さんも ”犬がお芝居ちゃんとできるのが「凄い」って、毎回感心しながら撮影をさせてもらっていて、癒されていました。”と、撮影を振り返りました。

伊原六花さん、高橋文哉さん、さくら、西野七瀬さん



また作品にちなんで「犬との思い出」を尋ねられると、高橋さんは ”生まれた時から犬がいたけど、小学校低学年の時に亡くなって。「(犬が)欲しい」って言ったら、10歳になったらって言われて、そこで「やるやる」の言葉だけじゃなくて、「誠意を見せなさい」って言われて、「分かりました。10歳から20歳までの誕生日とクリスマスプレゼントはいらない。だから、この子を家に迎えさせてくれってワンちゃんを飼ってもらった”と回顧。続けて、 ”21歳の誕生日に母親父親から10年ぶりに誕生日を貰って。毎年、18歳で上京してから20歳までは、ワンちゃんの写真が実家から送られてきて「誕生日おめでとう」と「メリークリスマス」を祝ってもらうのが日課だったので、それが無くなって21歳の誕生日は寂しかった。”と、家族との心温まるエピソードを語りました。

さくら



【担当:芸能情報ステーション】