地元の企業と連携してカーボンニュートラルを学んだ山口県下松市の高校生が学習の成果を報告しました。
下松工業高校の生徒は、市内の鉄鋼メーカー「東洋鋼鈑」と連携し、2024年6月から、授業でカーボンニュートラルについて学んできました。
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量と吸収量が釣り合うようにすることです。
生徒は、東洋鋼鈑の作物を育てている農地の上にソーラーパネルを設置して発電する取り組みなどを見学。
発電効率を高めるために、太陽光パネルの設置角度を季節によって変えることや、育てる作物を二酸化炭素の吸収率が高いコケ植物にすることなどを提案しました。
参加した生徒は
「施設を実際に見て分かったこともあるので、やっぱり企業から直接学ぶと、より理解が深まるなと感じました」
東洋鋼鈑 安全防災環境部 吉村国浩 環境戦略グループリーダー
「高校生の視点で4つの提案をいただいたところを、これからの研究開発であったりとか、取り組みであったりとか、あるいは工場一般開放イベントであったりとかで活用できればなと思っています」
山口県教育委員会はカーボンニュートラル実現へ企業と高校生とが連携する事業を来年度以降も続けることにしています。
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