最新技術でグローバルな学びを展開です。
インターネット上の仮想空間、「メタバース」を活用して海外の学生と交流する授業が宮崎大学で行われました。

(廣末圭治記者)
「こちらでは、大学生がメタバースの世界で海外の学生とコミュニケーションをとっています」

これは、ICTを使って学生たちの国際交流を進めようと宮崎大学が県内3つの大学と連携して取り組んだもので、20日の授業には県内の大学生6人が参加。

学生たちは3Dゴーグルやスマートフォンを使い、「メタバース」空間で自分の分身となる「アバター」を操作し、台湾や韓国、それに、アメリカの学生とオンラインで会話しました。

(アメリカの学生と話す大学生)
「この赤い服を着た方ですか?こんにちは。聞こえますか?自然豊かだと大型の動物とかいそうですね」

(韓国の学生と話す大学生)
「怪物という映画を最近見ました。アラヤさんは?」

(参加した大学生)
「こうした経験を積むことで、そのハードルが下がると思うので、英語とかを習得する際に生きると思った」
「みんなが世界中の人と話せるようになるので、すごくいいと思った」

(宮崎大学国際連携センター 伊藤健一准教授)
「学生が海外にもっと目を向けられるような場を提供したり、海外との交流を通じて語学が伸びるとか、そういった学生のこれからの教育につながるような展開が望めればと思う」

宮崎大学では、今後、「メタバース」を活用して大学間の連携や国際的に学べる環境づくりを進めていきたいとしています。