高校生が「DX=デジタルトランスフォーメーション」を学ぶ一環で、宮城県松島町のマスコットキャラクターの3Dモデルなどを作成しました。19日から松島町役場で展示されています。
宮城県の松島町役場を訪れた松島高校パソコン部の7人は「DX=デジタルトランスフォーメーション」を学ぶ一環で制作した作品を協力した町の職員に紹介しました。

こちらの作品はその名も「3Dどんぐり松ちゃん」。専用のソフトを使い、町のキャラクター「どんぐり松ちゃん」をデータ化。3Dプリンターを使って完成させました。

生徒:
「作ったどんぐり松ちゃんです。全体を映すとこんな感じです。」
大きさなどを試行錯誤し、完成までに約3年かかったこの作品は、19日から松島町役場1階に展示されています。
松島高校3年 伊藤瑠吾さん:
「鼻や口が浮かび上がるように3Dモデルを先輩が工夫して、町の人はもちろん観光に来た人にも見てもらい、魅力を知ってもらいたい」

この他にもAR技術でどんぐり松ちゃんと写真が撮れるWebアプリを作成し、パソコン部のホームページに公開しています。生徒たちは、今後、町と連携し、3Dモデルなどを活用した観光マップの作成も計画しているということです。