宮城県丸森町大内地区にある不動滝です。30メートルの高さから流れ落ちてくる水が凍りつき、この時期だけの神秘的な姿を見せています。

18日は、地元出身で30年以上前から通っているという写真愛好家の菊地成孝さん(88)も訪れ不動滝をカメラに収めていました。菊地さんによりますと今年は、例年より半月ほど遅い1月20日の大寒の頃から凍結が始まり現在、最も厚みのあるところは30センチほどになっているということです。

写真愛好家 菊地成孝さん

写真愛好家 菊地成孝さん:
「約1週間前よりもだいぶ溶けてます。この素晴らしい造形のひとつひとつをよく見ると。あと下に崩れた氷を、これをゆっくり見て楽しんでいただきたいと思います」

凍結した不動滝の見頃は、2月下旬までですが、天候次第で3月上旬も楽しむことができるということです。丸森町の不動滝に行く際は、険しい山道を進む必要があり防寒着はもちろん、滑り止めのついた冬用の靴をはくなどの対策が必要です。愛好家の菊地さんは、悪天候の日は、予定を変更するなどの対応が必要と話していました。