仙台市に本社を置く生活用品大手のアイリスオーヤマは、販売したUSB電気毛布について、異常に発熱し溶ける恐れがあるとして18日、自主回収を始めたと発表しました。

アイリスオーヤマが自主回収を始めたのは、2024年製の「USB電気毛布」の2種類の商品合わせて2800台です。組み立ての不具合により、ヒーター線同士が接触、ショートすることで異常に発熱し、毛布が溶ける恐れがあるということです。17日の時点で12件、発熱やヒーターの部分が焦げたという報告があったということです。火災ややけどなどの事故は確認されていません。アイリスオーヤマは、「一層の品質管理態勢の強化に努めてまいります」とコメントしていて、専用ダイヤル0800・111・7575とメールで問い合わせを受け付けています。