山口県下松市と宇部市のあわせて2つの施設で、感染性胃腸炎の集団発生がありました。
県によりますと、集団発生があったのは下松市の障害者施設と、宇部市の高齢者施設です。下松市の施設では14日から入居者・職員合わせて30人、宇部市の施設では15日からあわせて23人が下痢やおう吐などを訴えました。いずれも重症の人はいないということです。
県では症状から、感染性胃腸炎の集団発生とみて、それぞれの地域の保健所が消毒などの衛生指導を行いました。
県によると、感染性胃腸炎の集団発生は今年度3例目です。調理のときなども含めしっかりとした手洗いの徹底や、食品の加熱を十分に行うことなど対策を呼びかけています。