岩手の魅力を世界にPRです。1人100万円以上という高価格帯の旅行を扱う海外の旅行会社を対象にした視察ツアーが安比高原にやってきました。

これは政府観光局が主催したもので、旅行代金が1人あたり100万円以上という富裕層向けインバウンド観光地のモデルとして選ばれた八幡平エリアで実施されたものです。
18日はアメリカやイギリス、カナダ、メキシコ、カタールで高価格帯の旅行商品を取り扱う旅行会社の関係者5人が安比高原を訪れました。

(江幡記者リポート)
「一行は圧雪されたゲレンデを離れて安比の森にやってきました」
スノーシューによる森の探検では、洗練されたスキーリゾートと隣り合わせにある手つかずの大自然を味わうことができます。

(参加者は)
「素晴らしいわ!カナダも雪はよく降るけど、ここはもっとね」
特別なサービスではなく、それぞれの地域の価値をそのまま体験してもらうことが海外からの旅行者の高い評価につながるといいます。
クライマックスは昔から地域で子どもたちが親しんできた肥料袋を使ったそり体験です。

(参加者は)
「(訳)とても簡単な体験で子どもたちも体験できるし、自然も体験できるし、顧客にも勧められるし、顧客もきっと好きになってくれると思います」
参加した旅行会社の関係者は顧客を連れてまた訪れたいと話していました。