宮城県丸森町の男性職員が町議会議員からパワーハラスメントとみられる行為を受けて適応障害と診断された問題です。町議会は18日、調査特別委員会を設置し、この問題についての調査に乗り出しました。

18日は丸森町議会の臨時議会があり、14人の議員のうち議長と欠席した1人を除く12人全員の賛成でハラスメント調査特別委員会の設置を決めました。続いて開かれた委員会では委員長や副委員長を決めました。この問題は、2017年2月、当時、保健福祉課に勤めていた50代の男性職員が窓口で町議の応対をしたところ、「横着だ」などと叱責されて適応障害と診断されたものです。

丸森町議会ハラスメント調査特別委員会 菊池修一委員長:
「丸森町としてどういう進め方をするか、今後、委員の中で検討していきたい。結果を明確にしながら、住民の理解が得られるような委員会であればなと」

次回の特別委員会は26日に開かれて、今後の調査方法などについて話し合われることになっています。