ドジャースバッテリー組のキャンプは日本時間18日、6日目を迎え、山本由伸(26)がブルペンに入った。
3日前に実戦形式のライブBPに登板した山本、メディシンボールややり投トレーニングでウォーミングアップを行うと、佐々木朗希(23)と同じ場所でキャッチボールを行った。
その後、ブルペンに移動すると、佐々木と共にピッチング。今キャンプ2度目のブルペンとなったが自分の納得いくボールが行くとデータを確認し、満足そうな表情を見せていた。D.ロバーツ監督(52)もその姿を後ろで見守った。
日本開幕戦での登板も予想される山本にM.プライヤー投手コーチ(44)も打席に立って山本の球筋をチェックしていた。投げ終わった佐々木もすぐに上がらず、山本のブルペンを観察していた。山本は変化球も交えて、42球を投げ込んだ。終了後はプライヤー投手コーチが打席から見て右ひじがやや下がっていることを指摘する姿も見られた。
ロバーツ監督は「山本は去年よりかなり進歩していると思う。彼が投げるたびに、コマンドや投球が良くなっているように見える」と話し、今週から始まるオープン戦に関しては「最初の2、3試合は誰が先発するのか、由伸がいつ登板するのかはわからない」とコメントした。