■若者もハマる!クリームあんみつ&パフェ!
続いては、人気の観光地「東京・浅草」。中に入ると、ノスタルジックな雰囲気あふれる味のあるレトロ空間。昭和23年(1948年)創業の「純喫茶マウンテン」です。
ここにもたくさんの若い世代のお客さんの姿が・・・。皆さんが食べていたのは太めの麺がどこか懐かしい「ナポリタン」(ドリンク・サラダ付き 1600円)。 さらに昔ながらの「焼きめし」(ドリンク・スープ付き 1600円)など食事メニューも絶品なんですが、特に若者の間で話題になっているのが“レトロなスイーツ”。
中でも多くのお客さんが頼んでいたのが名物の「クリームあんみつ」(900円)。人気の秘密は自家製あんこ。北海道産の金時豆に上品な甘さの黒蜜。さらに粉末の小豆を加え、ゆっくり丁寧に混ぜれば滑らかに。仕上げに寒天とソフトクリームを合わせたボリューム満点の懐かしスイーツ!3代目の石井寿代さん(72)。浅草ならではの人情溢れる接客も魅力の1つです。
常連客
「家族みたいにしてくださるので、このお店でね。それが嬉しくて通ってます」
戦後間もない昭和23年(1948年)、復興への道を歩む浅草で店は創業しました。夫の茂行さんと共に先代から店を受け継いだ寿代さんでしたが・・・
石井寿代さん
「パパさん亡くなってもう25年経ちましたから」
そんな寿代さんを支えたいと4代目の孝紀さん(44)は勤めていた会社を辞め、10年ほど前からお店を手伝っています。
石井寿代さん
「やっぱり嬉しかったかな。びっくりする程亡くなった主人とそっくりなので」
そんな親子で守ってきたお店で今、話題になっているのが「スカイツリー」をモチーフにした約40センチの特大パフェです。アンテナに見立てたのは太めの「ポッキー」。その周りを生クリームでデコレーションし、10種類ほどのフルーツをトッピングしました。多そうにも見えますが、どのお客さんもきれいに完食。
石井寿代さん
「また来たい。そういう店にしたいと思ってます」
若者もハマるレトロ喫茶のスイーツ。ほっと一息、楽しんでみては?