また寒波がやってきます。今月上旬にやってきた寒波は最強・最長と呼ばれていましたが今回の寒波は前回よりも期間が長いとみられています。
新潟県内では17日の夜から再び大雪となる恐れがあり、県や関係機関は大雪が予測されるときは高速道路や国道で予防的通行止めを実施する可能性があるとして、外出を控えて欲しいと呼び掛けています。

県庁で開かれた共同会見。県や新潟地方気象台、北陸地方整備局の担当者らが県民に呼び掛けました。
【北陸地方整備局 磯野信樹 道路管理課長】「大規模な車両滞留は命にかかわる雪害であります。大雪予測時は外出を控えていただきたいと」

新潟地方気象台によりますと県内は今後1週間ほど寒波に見舞われると見られていて、18日からから19日にかけては上・中越の山沿いを中心に大雪となりそうです。

予想より寒気が強まったり、同じ地域で雪が降り続いた場合は警報級の大雪となる恐れがあり、予想より冬型の気圧配置が強まった場合は、暴風雪警報を発表する可能性があるということです。

また、19日以降も強い寒気が流れ込んで冬型の気圧配置が数日続き、特に23日から24日にかけては寒気が強まり、雪の量がさらに増えるおそれがあります。

今月上旬にやってきた寒波は最強・最長と呼ばれていましたが今回の寒波は前回よりも期間が長いとみられています。

【新潟地方気象台 塩野勉 主任予報官】「やはり今回、寒気の入る期間も長いですし、降り続いていく大雪といった部分に特に注意をしていただく必要があるかなと考えてます」

北陸地方整備局やNEXCO東日本は今回も高速道路や国道の広い範囲で予防的通行止めを実施する可能性があるとして、外出予定の前倒しや後ろ倒しなど呼び掛けました。

それでは18日以降の24時間降雪量を見ていきます。まずは18日夕方までの24時間です。いずれも多い所で、上・中越の山沿いで70センチ、中越の平地で30センチとなっています。続いては19日夕方までの24時間です。上・中越では山沿いで70センチ、平地で30センチと予想されています。

前回の寒波の影響が残る豪雪地では再びやってくる寒波に警戒を強めています。
【街の人は】「やっぱり家の周りがかなり雪が深くなってますから、その上に1メートル、2メートルと降りますと生活に影響あると思います」

新潟地方気象台は県内全域で18日の明け方にかけて雪を伴う強風に注意・警戒を、上・中越の山沿いでは18日から19日にかけて大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼び掛けています。